PEDEAS AC Ver12.1 Serveice Pack1 ReadMe 印刷

1.対象バージョンの確認
このサービスパックの対象となるバージョンを事前にチェックしてください。
補助/その他/KCAD情報コマンドでバージョン番号を確認してください。
Version No: Ver12.1.0が今回のサービスパックの対象バージョンとなります。

2.サービスパックの使用法
1)管理者権限のユーザでログインします。
2)実行ファイル"ACV121-SP1.EXE"をマウスでダブルクリックします。
3)ファイルの解凍先の確認ダイアログがでます。そのままOKボタンを 押すと、C:\に一時的にファイルが解凍されます。
  一時的に解凍されたファイルは後ほど削除して頂くので解凍先はどこでも構いません。
4)”PEDRAS AC 更新ツール”のダイアログでOKボタンを押します。
5)しばらくして完了のダイアログが出ればファイルの更新は終了です。
6)解凍先をC:\のまま実行された場合は、C:\にACUPDATEのフォルダが作成されています。それを削除します。
7)CADを立ち上げます。

3.ファイルの更新の確認方法
補助/その他/KCAD情報でバージョン番号を確認してください。
Version No: V12.1.2と表示されていれば正常に更新されています。

4.主に下記の内容が修正されています。(仕様変更含む)
1)作図/角修正/切りかき
対象とする直線要素がグループ化されている場合、一度切りかきを実行し、もう一度同じ箇所に切りかきを行うと、元の直線要素が消える。

2)寸法/寸法編集/寸法属性上書き
片側寸法、直径半径寸法(水平記入形状)に対して、寸法属性上書きを実行し、ダイアログで何も変更せずにOKボタンを押すと矢印向きなどが変化し、形状が変わってしまう。

3)寸法/マルチ寸法
ブロック要素が異尺画層に存在している場合、マルチ寸法で、ブロック内の要素を要素として選択すると、寸法値に尺度が反映されない。

4)作図/形状修正/図形伸縮
長さ寸法を伸縮する場合、寸法文字位置の調整が適正でない場合があった。

5)作図/属性変更/要素属性変更
標準の文字スタイル以外で書かれた文字の色を変更した場合、文字スタイルが標準設定に変更されてしまう。 

6)作図/コピー移動
設定ダイアログの”再利用オプションをONにした場合、3万を超える要素群をコピーするとフェータルエラーが発生する問題を修正。
また、再利用最大要素数の設定を新設。
選択要素がその設定値を超えると警告ダイアログが表示され再利用には登録されません。
再利用に登録される要素数が多くなるとCAD全体のパフォーマンスが低下します。
そのような場合は、再利用最大要素数の値を低く設定されることを推奨します。

以上